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最新ニュース

山の辺書房かしはら出版編集室の最新状況を順次更新します。

短編小説連載第5回・第6回配本

只今執筆中。暫くお待ちを…。

新しい年を迎え、自費出版事業も拡大の一途をたどっている。今後は、安価で制作可能な電子書籍で全世界へあなたの本を出版しましょう。

自分史自費出版希望者にはラッキーチャンス到来だ!
一昔前は、素人さんが自費出版で自分史を出版するとなると、少なくとも百万単位の費用がかかりましたが、現在では、話題の電子書籍システムが浸透し、大変安価でご自分の本が世間に公開できるようになりました。

 

 電子書籍なら驚く程安い !
もちろん、これには、完成原稿が存在すること。この第一条件がクリアされると、従来の20パーセント程の費用負担で完成を見ることができます。 
自分史の場合、友人知人など、読んでくれる或は買ってくれる人が相当数居ます。その方々にアピールするだけで100冊ほどは消化できる。
当編集室では、完成原稿の場合、(俳句・川柳・詩・絵画・絵手紙など)は、編集の手が不要であるため、電子書籍用版下制作のみで完了しますので、1ページ当たりの手数料は2000円から2500円程度でやっております。
自分史の種類自分史の制作には色んなパターンがあります。原稿を書けないため当方が取材・執筆する場合。或は、一応草稿があって、それを世間に出せるようリライトする場合。また、電子書籍出版のみにとどまらず、通常の紙本にする場合など。このケースでは、それなりの費用(一ページ当たり最低でも5000円)が発生しますが、それでも安価です。

ご注意事項 自費出版をお考えの方にご注意があります
巷で派手な広告を展開している業者には、くれぐれもご注意下さい。册数を多く作るよう持ちかけたり、あなたの原稿を見て「これは素晴らしい! 作家になれるかもしれませんよ」「全国の書店にあなたの本が並びますよ」など、枚挙に遑がない。

 

 自分史は、当初はせいぜい50から100冊程度にしましょう。それで、仮に人気が出れば増やせばいいのです。まずは、電子書籍でアマゾンKindleサイトにアップしてみることですね。
この観点から山の辺書房では、新感覚として電子書籍制作出版に舵を切り替えている。

 

★ニュース第一段……「平成の大洪水」がNHKで放映された!
10月26日、nhk津放送で弊社の電子書籍「平成の大洪水」が主人公のロケと共に放送されました。放送終了後から編集室の電話が鳴りっぱなしで、メディアの影響力を痛感しました。
本書籍は、Amazon電子書籍として販売中です。Amazonサイトにて「山の辺書房」と検索して頂ければご購入していただくことができます。
★ニュース第二弾……かねての予告どおり、「膀胱ガン闘病記」杉岡昇著が最終校正しました。まもなくサイトアップできますのでご期待ください。

電子書籍「平成の大洪水」に対して多くの皆様からメッセージを頂きました。殆どの梗概は「私も同じような経験をしました。書籍を読ませて頂き共有するところが多く元気をもらいました」という内容で、発行者として大変嬉しく思っております。どうもありがとうございました。

 

この書籍につづき、販売中の電子書籍で「ど根性 中岸おさむ土方半生記」も再販売を開始しました。早速お読み頂いた方からの貴重な書評を頂きましたので、その一部を掲載させていただきます。


(書評・ご感想文)
 本宮町内の中学校に務める知り合いの先生から贈られた「ど根性、中岸おさむ土方半生記」を読ませてもらった。読むにつれて、こまやかな感情表現や、くっきりと人物を浮き彫らせた、練れた文章に引きずり込まれる一方、主人公のひたむきな生き方と、まわりの人たちのやさしさに何回となく胸がつまった。
 苦しみを糧として心豊かに懸命に生きることの証を残したいという主人公の熱い思いがにじむ自分史の赤裸々さにも心打たれた。
 読み終わって、わけ知り顔でいうことになりそうだが【逆境が人間をつくる】という劇的な実証を感じ取ることができたというのが率直な感想だ。
 逆境というと、およそ今の生活にはそぐわない言葉かもしれない。まして、肩に食い込む痛さや空腹の辛さ、歯をくいしばっての我慢。そうした体験は正直いって現代っ子は一度も味わうことがなく、青年期に向かって走り出している。しかし、わたしたち大人は、こどもたちに何を託そうとするのか。どんな生き方を語りかけたらいいのか。
 物の豊かさが心の豊かさと結びつかない現代社会の歪や心の貧しさを嘆く声は高い。
 熟れきった繁栄社会のあとに訪れる虚しさを感じ始めたからだろうか。
 そんななか、人間の美しさ、強さとは何か、……心のなかに、考える錘をたらしてくれた本書である。

                                       (紀何新聞「紀南山脈」コラムより)                          


「何気なしに足元の土をつかんだ。ひと握りの土は、ほんのりと温かい。その温もりは手のひらから腕に、胸にしみこむ。おさむ少年は、生まれて初めて確かな手ごたえを感じた。よし、土で成功したる! このとき、しっかりと心に誓った」この文章は、「ど根性」中岸おさむ土方半生記……運命の扉……章の一節である。
 このとき、主人公おさむ少年は十三才。旧社地、大斎原の近くの土木作業場で休憩時のことである。この瞬間、おさむ少年は、土をとおして神との出会いを体験した。そして、熊野大神は、素晴らしい啓示を与え給うたとわたしは確信する。まさしく運命の扉がここに開かれた。土方仕事の経験は、この時が初めてではない。既に小学校六年の年少で真夜中から夜の明けるまで土方仕事をやりぬいて家計の手助けをしている。
 その後も、筆舌に尽くしがたい艱難辛苦を見事に克服して、その度毎に大きく運命を切り開いていった。
 人間は誰しも、他人にはうち明けられない秘密を持つ。主人公中岸さんは、それを敢然と曝け出し、告白し、訴えた。このことは、[心のみそぎ] をなし了えたわけである。
 それにしても、何と、この実録小説は素晴らしいものか。只々、頭のさがる思いがする。
(k.k)


 想像を絶するような苦労を淡々と乗り越えてきた中岸さんの鋼鐵のような強い意志と精神力に感動をおぼえた。母に心配させたくない、悲しませたくないと、がむしゃらに頑張り抜く中岸少年の姿が今も瞼に焼き付いて離れようとしない。少年少女諸君がこの本に接するとき、今、自分たちが忘れかけている〝 何か 〟を思い出し、同時に、さらに大きな夢と希望を抱いてくれるであろうことを確信する。

                                                (紀南新聞前編集長 山本紀一郎)

 

 児童図書「ど根性」発表記事を新聞で見て直ぐ買って知人にも送り紹介しています。
 極貧のどん底の生活から耐え忍び苦闘して立ち上がった根性は【金次郎、おしん】そっくりで、涙と力強さをもって読ませていただきました。
 万人必読の書。心から頭がさがりました。 (t.m)

 

 午後から仕事を休み、一気に読み終えました。夜はすでに一時過ぎになり、床のなかに入り眠らねばと焦りはしたものの、深夜の河原に、言語を絶する過酷な労働に骨身を削るひとりの小学六年生が脳裏をかけ巡り、とうとう朝まで一睡もできなかった。あまりにも凄まじい苦難の実話でした。激動の昭和に、しかも我が郷土に明治、大正期に見る立志伝中の人物が実在したとは。この本こそ、一般人はもとより青少年必読の書といわずして何といえよう。                                               (h.t)

 

 地を這うような、どん底の人生から立上がる凄絶さ。誠に目を見張るような人生だと思います。一気に読みおえた私は、目を閉じた儘、暫く放心状態でした。やがて、万感交々去来するものがありました。今更のように、中岸さんの人間の深みを感じました。誰にでも真似る事が出来るものではありませんが、せめて心の糧にしたいものだと思います。
                                                        (医学博士、i.g) 


 児童図書「ど根性」を読みまして只々感動するばかりです。まだ幼い十一才のときより真夜中のじゃり持ち土方仕事にでて、両親を思い、家庭を思い、また、自分に打ち勝つ精神力、たくましさ、その精神の粘り強さには驚嘆するばかりです。とくに、百頁の、母親が我が子に詫びて見送るあの情景が涙させるものでした。
 大阪の釜ヶ崎で立ちん坊で働き、ドヤ街の生活をしながらよく頑張りましたことは[ど根性精神]のひと言につきるものと思います。主人公の社会での生活された場面も、人間性の切磋琢磨が相まって築きあげられた人生観は、わたしの胸を深く打ちました。
 作者が、主人公の人柄を克明に掘り起こしたこの著作は素晴らしく、その執筆に感銘いたしました。                  (大学講師、t.u)

草稿段階から多くの人に読まれていた人気の自分史をこの度AmazonKindleから電子書籍として出版しました。ぜひ、ご一読くださいませ。

書籍検索は、アマゾン本サイトから「山の辺書房」と入力していただくと直ぐ取り出せます。発売以来アクセス数が急増中です。

内容紹介

●全国の災害被災者に是非お読み頂きたい一冊「故郷を無くした被災者の赤裸々な手記」です。

●紀伊半島南部は過去に伊勢湾台風など数々の大型台風に襲われ、その度に川の氾濫で家屋水没など大災害に遭い大切なものを喪失した。だが、この半世紀は殆ど災禍に遭う事も無く油断していた。

●筆者曰く「平成23年9月3日、迷走台風12号で我が家が水没全壊。永年住み慣れた我が家を失った私と妻は避難所と高台に建つお寺を往き来しながら2か月の避難生活となった。この間、被災者の立場で人々はどのように対処したのか、又、運命がどのように変わってしまうのか……を実体験をもとに検証。この未曾有の大災難を後世に残さねばという責務を感じ、本書を上梓しました。」と端書に記している。

●避難生活のあと、終の住処を求めて山峡の地へ移住。涙ながらに故郷を捨てた著者が新天地で力強く生き抜く様子を紹介。

●異常気象が続く現在、何時どこで何が起こるか分からない。自然災害と対峙しなければならない全ての人の心得として役立てて欲しい一冊です。

「膀胱ガン闘病記」大筋完成

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